当院の症例
症例1
患者:70代女性 初診年月:2022年11月
症状
右のこめかみ~目の辺りが重く、痛みがある。頭痛は30年以上付き合っており、ひどい時にお薬を服用している。最近薬を飲む回数が増えており、少しでも薬を減らしたいと思い来院される。
仕事は毎日ではないが、パソコンを作業を少ししているとのこと。仕事が多いと頭痛も多くなるように感じているとのこと。マッサージは何回か行ってみたが、その時は気持ちいいが頭痛は変わらなかった。
施術
パソコンを使うとのことで、腕の疲れや肩のこりを中心に触診を行う。右の肩甲骨の内側と首の硬さが気になったため、手・腕のツボとおしりのツボに鍼をする。
仕上げに肩甲骨のツボに鍼をして終了する。
2診目(10日後)
施術後3日位は頭痛はなかったが、時間の経過とともに頭痛がひどくなってきている。お薬は飲む日もあったが、以前よりは回数が減っているとのこと。
だんだんと戻ってきてはいるが変化はでているので、前回鍼をしたツボを中心に本日の身体の状態を確認しながら鍼をする。
3診目(1か月後)
この1か月間、何度かお薬を飲むことはあったが、だいぶ頭痛の回数・程度が減少しているとのこと。身体全体調子がいいような感じがあり、動きやすくなったと言われる。最近胃がもたれるような感じがあるとのこと。
身体の状態を触診で確認し、頭痛と胃の調子のために、手腕やおしりのツボに鍼をする。
その後はご本人が身体の調子をみながら、メンテナンスのために1~2か月に一度のペースで、定期的に来院されている。
使用したツボ
曲池、合谷、胞肓、魚際、少海
考察
鍼が好きでずっと通っていたが、その院が閉院してしまい、なかなか自分に合う鍼灸院を見つけられず鍼灸を受けれていなかったとのこと。当院の施術が合っていたようで、施術を重ねるごとに頭痛が減少し、お薬を減らしていくことができた症例でした。
症例2
患者:20代男性 初診年月:2023年5月
症状
以前より片頭痛を持っており、市販薬をひどい時のみ服用していた。
1か月前~首を寝違えて違和感があった。それがだんだんとひどくなり、整形外科を受診する。レントゲンは問題なく、シップと痛み止めにて様子をみていた。
1週間前ごろに胃腸炎になり、それから頭痛が急にひどくなる。今までと違う痛みであったため、脳神経外科を受診。MRI検査をするが問題なく、痛みが右の横~後ろにピリピリとした痛みがあるとのことで、「後頭神経痛」ではないかと診断される。
お薬は「タリージェ」を服用中。頭痛の症状は、朝一とご飯食べている時にひどくなる。
インターネットで鍼が頭痛に効果があると知り、当院のホームページをみて来院される。鍼は初めてである。
1診目
全身の触診を行うと、首の後ろや横に硬さがある。また、臀部や腕にも頭痛と関連のある場所に硬さが確認されたため、臀部のツボ、腕・ふくらはぎのツボに鍼をする。
その後、後頭神経痛に効果が出やすい足首のツボと臀部のツボに鍼をして本日は終了する。
2診目(4日後)
施術をした夜、だるさがひどかったとのこと。また、翌日の頭痛は変化なく痛みが強くてお薬を服用した。
翌々日~日中は痛みがだいぶ落ち着いており、夕方~痛みがでてくるが、お薬を飲むほどでもなく生活できた。
今日は久しぶりに頭痛がひどく出ていた。前回、施術後しんどかったとのことなので、鍼の刺激(本数)を減らす相談をするも、頭痛が減る方が全然楽だったので、同じくらいなら大丈夫とのことで前回全体の鍼の本数が8本だったので、その本数で仕上げるように鍼をする。
細かく話を聞いていると、歯ぎしりがひどくマウスピースを付けて寝ているとのこと。顎の不調がご飯の時の頭痛につながっている可能性があるため、顎の関節を調整する手首のツボを追加する。
3診目(1週間後)
夕方~は頭痛が出てくるが、日中は頭痛の程度も頻度も激減し、当院の施術を受ける前の痛みが10としたら、日中は1~2程度にまで減っている。
この1週間はお薬も飲んでいないとのこと。
以前と同様に触診にて身体の状態を確認し、鍼をする。
4診目(2週間後)
頭痛もほぼでなくなったため、本日で施術を終了する。
使用したツボ
考察